上司のちょっとした一言にイライラすることありますよね!
私も会社で、上司の何気ない言葉でイライラしてしまいます。
表現の方法、言葉遣い、本当に些細な言葉にです。
もしかしたら部下も、私に対してイライラしているかもしれません。
最近、部下の態度が冷たい気がする、何か悪いことしたかな・・・そんな悩みありませんか?
心当たりがなかったら、「言葉」の使い方が原因かもしれません。
どういった話し方をすると嫌われるのか、知っておいた方が良いですね!
嫌われない上司になるためには「言葉」を大切に使うことから始まります。
この記事を見て、「嫌われる話し方」を理解しましょう!
さらに「好かれる上司の話し方」を紹介します!簡単に実践できます!
上司と部下は関係が良い方がいいに決まってます。一緒に尊敬される上司を目指しましょう!

「嫌われない上司の話し方」は、この本で学ばせて頂きました!興味があれば見てください!

嫌われる上司の話し方は自己中心的!

嫌われる上司は、「相手が嫌がることがわからない」のです。
部下の「好きなこと」「嫌いなこと」いくつ言えますか?
「好きなこと」は1つ2つ言える人はたくさんいると思います。
「嫌いなこと」はどうでしょう?私は言えませんでした。多分嫌われてます。
まず上司は「嫌われる話し方」を知る必要がありますね!
嫌われる話し方5選!
- 過去のミスを何度も掘り返す
- 呼び捨てにする
- プライベートを根ほり葉ほり聞く
- 自慢する
- 高圧的な言葉でマウンティングする
部下と良い関係を作るためには、「相手が嫌がることをしない」が鉄則。
特に「言葉」は意識せず相手を刺激してしまいます。注意しましょう!
過去のミスを何度も掘り返すのは部下のモチベーションを下げる
終わったことを蒸し返すのは、相手の自尊心を傷つけるだけです。絶対にやめましょう!
部下を注意するとき「過去」のことは関係ありません。大切なのは「今」です!
過去の話を蒸し返されたら、部下は新たな挑戦をしなくなります。
自尊心を傷つけられた部下は、前向きな思考になれません、挑戦しなくなるどころか人の足を引っ張ります。
「今」のミスを注意するのに、「過去」のミスを持ち出すことは絶対にしてはいけません!
呼び捨てにすると相手は尊厳が傷つく
呼び捨てで名前を呼ぶ人は言葉遣いを知らないマナーが悪い人、謙虚でない人。
「おい」「お前」は例外なく一発退場です。会社に行かない方がよいです。
部下は大人です。感情があります。
上司とはいえ、見下されていると感じ、尊敬するわけがありません。
20歳、30歳、何歳まで部下の呼び捨てを続けますか?年上なら呼び捨てして良いのでしょうか?良いわけありませんよね!
相手をコントロールするため「俺の方が上位だぞ!」とアピールしているようなものです。
ビジネス書にはたくさん書かれています。気づいてない所で恥ずかしい扱いを受けてます。
たとえ新入社員であっても○○さんと呼ぶのが鉄則。
プライベートを根ほり葉ほり聞くのはシンプルに嫌われる
コミュニケーション能力の低い上司はやりがちです。
どんな話をしていいか分からないと、聞き出しやすいプライベートな内容にフォーカスしてしまいます。
上司からしたら大切な部下かもしれない、部下からしたらただの会社で会うおじさん、言わば赤の他人と同じです。
立場を利用して、結婚や恋人、プライバシーに関わるセンシティブな情報を聞き出されるのは嫌がられます。
さらに聞き出しついでにやってしまう「おせっかいアドバイス」、部下からしたらたまったもんじゃないですよね。
教えてくれているのではなく、仕方なく答えているだけと思ったほうが賢明です。
自分の話をしすぎてもダメ、根ほり葉ほり聞いてもダメ、難しいですがバランスが大事。
「しゃべってくれる」=「心開いている」は勘違い、価値観が違うことを意識して節度を持った距離感で接しましょう。
自慢する人はめんどくさいモンスター
自慢する上司の心理は「承認欲求を満たしたい」「部下の興味を引きたい」です。
自分のいい所を伝えたいのですが、伝え方が下手だったり、行き過ぎると、ただのめんどくさい自慢をするモンスターになってしまいます。もったいない!
俺はすごいんだぞ!とアピールすると部下は間違いなく褒めてくれます。
しかし、部下は内心「ださい」「めんどくさい」と思ってます。
上司なので軽くあしらえません、注意もできません。
部下は自慢話を嫌います。特に過去の自慢話を何度もする上司、結構いますよね。
過去の自慢話をする人は、成長をしていないのを隠すための行動、自分に自信がありません、心を満たすために過去の栄光にすがります。
上司は過去の栄光にすがらず、今、成長するため走り出しましょう!
高圧的な言葉でマウンティングするのはパワハラ
今は令和、もう会社にはそうそう怒鳴る、激高し言葉使いがきつくなる人はそう多くないと思います。
堂々と会社で怒鳴るような人はもちろん一発退場、注意するべきは「飲みの場」、お酒に呑まれたときです。
「最近の若い人は」「俺が若いころは」などから始まる「説教」、こんなことされてしまっては不信感しかありません。
部下は仕事の悩みや、自分が持ってない情報を聞きたいのです。
次の日、「昨日はごめんね」はもう手遅れ、それが「本音」であると思われるからです。
部下から寄り添われることがなくなり、一度崩れた信頼関係は復活させるのが難しくなります。
マイナスになることは避けるべき。
「飲みの場」でこそ、笑顔で部下をねぎらうよう心掛けましょう。お酒に呑まれるタイプの方は「行かない」「飲まない」。
嫌われない上司の話し方は弱い立場の人を大切にする

好かれている上司ほど、相手の存在を大切にしています。立場の弱い人をいきなり否定しません。
友達でもいきなり店員に怒ったりすると、嫌いになりますよね。
たとえ関係の浅い人間関係、有利な上下関係であっても、横柄な態度で接することはありません。
磨かれた人間ほど「周りのおかげで自分がある」と謙虚と感謝の気持ちを持っています。
助けられてここまでこれた、と感謝している人は、所作が一段階違います。
好かれる上司の話し方3選!
- 相手の幸せにフォーカスして話をする
- 一貫性がある
- 失敗談を楽しく語る
どれも相手を思った内容です。
「テクニック」ではなく「気持ち」を伝えることで人は好かれるのです。
相手の幸せにフォーカスして話をすると相手は安心する
部下の特性を見抜き、状況に合わせた話しをする必要があります。
「相手のことを思い、寄り添う話し方」相手ファーストの姿勢を心掛けましょう!
そうすれば、誰にでも同じような話し方になりません。変に平等にこだわらなくて良いのです。
大切なのは、その人に合わせた話をする気持ち「思いやりを持って接する」。
「自分はうまく話せているか?」「自分は相手にどう見られているんだろう?」
これではベクトルが自分に向いています。
そうではなく、「どうすれば伝わるんだろう?」「どうすれば理解しやすいだろう?」とベクトルを相手に向けた話し方をすると必ず相手に気持ちが伝わり、安心感が生まれて信頼されます。
一貫性があると部下のモチベーションが上がる
部下を疲れさせる上司の特徴、第一位「指示があいまい」!第二位「一貫性がない」!
自分は良くて部下はダメ、「他人に厳しく自分に甘い」のこのタイプは一貫性が特にありません。
自分より立場が上な人への態度はへこへこ、部下には強気、見ている部下はたまったもんじゃありません。
立場が弱い人でも、社長でも、どんな人でも態度を変えないことが一貫性を貫くポイント。
そのうえで、指示を明確にするため、3つの行動を意識する。
- 部下にわかりやすく、具体的に指示をする
- 小さな約束を守る
- 自信の考え方、行動に軸を持つ
軸がブレているとその場しのぎで何も考えてないと思われてしまいます。
一貫した姿勢を得るには、継続し続けないと身に付きません!辛いですが意識して振舞いましょう!
失敗談を楽しく語ると部下は救われる
人は成功談より失敗談を求める。それは成功するより、まず失敗したくない生き物だから。
優秀な上司は過去の話ばかりしない、優秀な上司ほどたくさん失敗しているが今も進化し続けているからです。
自分の失敗談、苦労話をあえて自分から発信しない、隠しておいて、部下が困っているときや、求められた時に言う、適切なタイミングで発信するほうがより伝わります。
失敗談のあとに救われた話をセットで言う、「自分を救ってくれた人」「気づきを与えてくれた人」「救われた言葉」を伝えると最高に良いです!
同じような内容で後輩も困っているかもしれません。聞いているだけで後輩も救われます!
まとめ

嫌われる話し方5選!
- 過去のミスを何度も掘り返す
- 呼び捨てにする
- プライベートを根ほり葉ほり聞く
- 自慢する
- 高圧的な言葉でマウンティングする
好かれる上司の話し方3選!
- 相手の幸せにフォーカスして話をする
- 一貫性がある
- 失敗談を楽しく語る
いかがでしたか?
自分の上司・同僚はどういう話し方をしてますか?
人が集まる上司は、やはり振る舞いが良いですよね、高圧的な態度の人に集まりませんね。
「言葉」とはその人そのものを表現していると言えます。
「雄弁は銀、沈黙は金」有名な言葉があります。話すことは大事だが、沈黙することもまた大事であることを表すことわざですね。
「言葉」を発するときは表現と態度と正しく、不要な発言をするくらいなら黙っている!
正しい振る舞いで尊敬される上司になりましょう!!
終わり!